Sep20th

しのぶ型駆逐艦

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基本


しのぶ型駆逐艦(しのぶがたくちくかん、DSDN DDG Shinobu-class)は、デンタンカンオウ国海軍が保有するイージスシステム搭載ミサイル駆逐艦である。
2014年現在までにしのぶ・げんじょう・じんない・みらいの4隻が建造・配備されている。

概要


1999年のマル九海軍軍拡計画によって建造されたデンタンカンオウ国海軍で初めてイージスシステムを搭載したミサイル駆逐艦である。
元来海軍はイージスシステムの採用に消極的だったが、第一次ムー大陸戦争でのバミューダ沖海戦をきっかけに採用が決定された。
しのぶ型駆逐艦のしのぶ・げんじょう・じんない・みらいの4隻は、耐用年数を迎えていたきしもと型駆逐艦のきしもと・ふなやま・まきの・ちゃばったのそれぞれ4隻と交代した。
86年式電磁パトラッシュ砲艦載型の搭載を前提としたために、駆逐艦としては大型で、予測される排水量は海上自衛隊のあたご型に並ぶ。
なお、しのぶ型へのイージスシステム搭載においては、電磁パトラッシュ砲の技術を交換条件にアメリカ・日本の両国よりベースライン4のイージスシステムの供与を受けている。

艦級・性能諸元


艦種ミサイル駆逐艦(DDG)排水量基準8,100トン 満載12,000トン
建造期間2005年~2010年全長188m
就役期間2008年~就役中機関S-COGAG方式
前級きしもと型駆逐艦
次級AS計画型駆逐艦

開発計画の経緯


しのぶ型駆逐艦の開発計画が持ち上がるまで、海軍はイージスシステムの採用について消極的だった。
その理由は当時海軍の採用していたSOHL近接防空システムのミサイル撃墜率は99.99%と試算されていたため、イージスシステムの優位性を疑問視していたことによる。
しかし、1993年に勃発した第一次ムー大陸戦争の最中起こったバミューダ沖海戦において、当時デンタンカンオウ国海軍最新鋭だったかずまさ型駆逐艦16隻で構成された第十五水雷戦隊が、ダラソ公国陸軍海上戦闘団第十哨戒隊のたった4隻のイージスシステムを搭載したハルブラウソ型ミサイル駆逐艦に大敗を喫した。
このことがきっかけで海軍内でも次世代の防空システム採用の機運が高まり、マル九海軍軍拡計画で採用されることとなった。

2000年、マル九海軍軍拡計画の発効と同時に、海軍は王立国防技術開発研究所に以下の要求に応えうる艦艇の開発を要請した。

 1.標的補足から対処までの自動化
 2.マッハ3を超える複数の飛翔体の全方位同時迎撃能力
 3.ICBMへの対処能力
 4.電磁パトラッシュ砲の搭載可能

上記1の条件に応えるものとして、技研はイージス武器システムの導入を提示した。
海軍はこの提案を了承し、イージスシステムの導入が決定されたが、当時艦隊防空をSOHLに頼りきっていたデンタンカンオウ国には
イージスシステムと同等の防空システムを開発する技術は無かったため、田日米防衛技術開発協定に従ってアメリカ・日本からイージスシステムの供与を受けることとなった。
このとき、デンタンカンオウ国はイージスシステム供与の交換条件として日米両国に電磁パトラッシュ砲の基礎理論を提供している。

上記2の条件に対しては、イージスシステムの技術を利用し、SOHLをベースに抜本的な改良を加えて開発されたSOHL-IIが実現した。
2002年に行われた実証実験では、18方位から発射されたESSMを全て迎撃することに成功している。

上記3の条件は、技研で新規に開発された光速重力子パトラッシュ砲がクリアした。
これは重力子を付帯された82mmパトラッシュ誘導弾を1.2光速で射出し、セミアクティブ・レーダー・ホーミングによって標的を追尾、撃破する。理論上、標的捕捉から0.02秒での迎撃が可能である。
こちらは2008年に行われた実証実験で、純国産ICBMである「ティビドンIV」を再突入直前のタイミングで迎撃した。

上記4の条件は、艦体の製造を発注された海軍第四工廠設計局の頭を悩ませることとなったが、COGAGにTBTスペルマタービンの技術を組み込んで燃料あたりの推力を押し上げることに成功し、34回の航海実験と修正を重ね、2004年に完成した。
なお、開発当初の予想搭載可能量は86年式電磁パトラッシュ砲2基4門であったが、開発終了段階では86年式電磁パトラッシュ砲3基6門に向上している。

これらの経過を経て2004年末に艦全体の設計が完成し、建造のはこびとなった。

船体・機関


船体
バミューダ沖海戦の反省をもとに、ステルス性能に重きを置いた設計がされている。
船体表面にTBT元素の一つであるTBTα-M1鋼を溶液化しさせたものを塗布することによって、レーダー波を高効率で乱反射させ、反射元の特定を困難にしている。